虐待サバイバーの「公認朗読者」を、あなたの主催する朗読会へ

 親からひどい虐待をされてきたのに、その苦しみの中から懸命に生き延びてきた人のことを「虐待サバイバー」といいます。

 2017年、1050代の虐待サバイバー100名が書いた本『日本一醜い親への手紙そんな親なら捨てちゃえば?』Create Media編/dZERO刊)が出版されました。
 自分の親に向けて手紙を書くというスタイルで、虐待された苦しみを告白する内容です。

 出版以来、虐待サバイバー自身が主催する形で、この本の朗読会・読書会・お茶会が全国各地で試みられてきました。
 もっとも、虐待された当事者ばかりが集まるのでは、お互いに気持ちを癒し合うことはできるものの、虐待について無関心な人に虐待された人の気持ちがいつまでも伝わりません。

 そこで、今これを読んでいるあなたに、『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』を朗読する集まり(イベント)を企画・開催してほしいのです。


 学校の先生なら、虐待予防策として体育館や講堂でこの本を生徒が1人ずつ読んでいくことで、今まさに親から虐待されている子どもに自覚を促すことができます。
 それは、その子どもが虐待死や一家心中、精神病や自殺へ導かれるのを未然に防ぎ、早めに児童相談所へ保護できるチャンスを作り出すことでもあります。

 企業なら、CSR活動として社員がこの本を朗読する機会を作れば、社員たちが彼らの子どもに虐待していることを自覚させたり、夫婦間のDVにも気づかせ、私生活のトラブルによって業務に支障が出るのを未然に防ぐこともできるでしょう。

 他にも、弁護士会の人権集会、養護教諭の研修会、児童福祉を学ぶ授業、子ども食堂の集まり、宗教団体の勉強会、青年会議所の社会貢献活動などで、この本を朗読するチャンスを作れば、虐待の深刻な現実や4タイプに収まらない虐待のバリエーションを学び合えます。

 そこで提案があります。
 ただ本を朗読するだけでなく、その集まりに虐待サバイバーを招きませんか?

 『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』の編著者であるCreate Media(※ライターの今一生)と出版したdZEROは、「公認朗読者」プロジェクトを始めました。

 このプロジェクトは、虐待サバイバーが虐待を具体的に告白する「親への手紙」を書き、その内容をプロの編集者である今一生が人前で語れる品質に高め、その品質を出版社のdZEROが保証する形で「親への手紙★公認朗読者」(略称:公認朗読者)として認定し、朗読会の主催者へ推薦するものです。



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 朗読会の主催者は、全国47都道府県にいる虐待サバイバー=「公認朗読者」のリストから指名し、直接メールのやり取りをしながら朗読を依頼できます。
(※現在、全国で100人まで「公認朗読者」を増やすべく、公募を始めています)

 「公認朗読者」は、思い出すだけでもつらい自分自身の過去について、勇気をふりしぼって赤裸々にうちあけてくれます。

 彼らが虐待される痛みを抱えながらも生き延びてこれた経験は、虐待に苦しみ続けた人にとっては生きる希望です。

 実際に虐待された当事者でなければ伝えることのできない貴重な証言は、児童相談所の職員や臨床心理士などの専門家ではとても語れないリアリティに満ちており、お金を出しても聞く価値のあるものです。


 あなたが子ども虐待を減らしたいなら、虐待の現実を学び合うために、「公認朗読者」を招いて『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』の朗読会を企画・開催しませんか?

 「公認朗読者」が自分の「親への手紙」と本の一部を朗読したあと、集まったみなさんで「子どもが虐待されること」の重みについて分かち合い、自分事として「虐待防止に何ができるか?」を虐待サバイバーの当事者と一緒に考えてみてほしいのです。

※「公認朗読者」のリストは、コチラ
※「公認朗読者」を招いてのイベント開催を周囲に提案するチラシはコチラ
※下記の動画は、1997年刊の『日本一醜い親への手紙』と、2017年刊の『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』の内容の一部を紹介したものです。